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【Twitter・FB】日本人のSNSの友達数の平均【ライン・インスタ】

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インターネットのSNSは、若者だけでなく高齢者の利用数も増えており、現代の日本人にとって当たり前のツールと言えます。友達と連絡するのに、携帯電話やメールではなく、ラインやTwitterのDMでやり取りするという方が、むしろ多数派になりつつあります。

一方で、SNSでの友達(登録者・相互フォローなど)の数、自分はネットで友達が多いかどうかを気にする人も増えているようです。そこで、Twitterやフェイスブック、ラインやインスタグラムなど主要なSNSで繋がっている人数の平均値(中央値)データを紹介してみます。

主要SNSの友達数

※データソース;スマホ・ケータイ利用トレンド2019(中央経済社)

※ツイッターはフォローワー数、FBやインスタは友達、LINEは登録者、の中央値。
「平均値」ではなく「中央値」を使ったのは、平均だと飛び抜けてフォローワーが多い人が居ると、平均を釣り上げてしまうから。

一応、よく知らない人のために各SNSの特徴をまとめておくと・・・

・LINE(ライン);携帯の電話帳ベースなので知り合い限定
・Twitter(ツイッター);知らない人をフォローしたり気軽に対話できる
・FB(フェイスブック);友達申請していない人は入れない閉鎖空間
・インスタグラム;フェイスブックの写真版

・・・となります。そして語弊を恐れずに大別すると、フェイスブックやインスタは「リア充」属性の集まりで、Twitterはオタク属性の人のSNSだと分類できます。

SNSのアカウントを見れば、芸能人やスポーツ選手などの有名人でもないのに、とてつもなくフォローされている人数が多い人も居ます。特にTwitterは、フェイスブックやラインなどと違い、全く面識の無い人でも気軽にフォローできる仕組みです。

ツイッターでは、自分からどんどん他人をフォローしていけば、フォローバックされる数もドンドン増えていくので、無名の素人でも千人以上のフォローワーが居る・・・という人も少なくないのです。そんなTwitterですが、フォローされている数の中央値は二桁台、30才以上の人では10人未満に過ぎないのです。

インスタ疲れやLINEの既読スルー疲れ問題

ところが、友達申請が必要になるフェイスブックや、そもそも電話帳ベースであるラインなどの方が、フォローされている数がずっと多いのです。この事が、フェイスブックやLINEが友達沢山のリア充属性で、Twitterは友達が少ないオタクが主流である事を証明しています。

一方で、ラインやフェイスブックはともかく、Twitterは上手く使いこなせていない(SNSとしての本質の違いを理解していない)人が多いとも分析できます。ツイッターは。相互フォローでなく一方通行のフォローでも全然問題ないSNSな事を、利用者は知っておくべきでしょうね。


※インスタ映え写真の例

また、写真ベースのインスタグラムも、他のSNSとは特徴が異なります。まずインスタの利用者は、圧倒的に女性が多いです。そして使われ方も、自分のキラキラしたライフスタイルをアピールする事に特化されており、写真受けを狙った「インスタ映え」という言葉も生まれました。

しかしその傾向が余りに拍車が掛かり、インスタ映えを狙って写真を偽装する事や、キラキラ写真を撮るためだけに大金を使う人も出て来て、そんな生活に消耗させられる「インスタ疲れ」なる問題も起きています。

 

女子高生がLINEの返事に忙しくて日々消耗している事もそうですが、日本の女性は本当にSNSを楽しんで使っているのか?「リア充の同調圧力」に負けて仕方なく続けているのか?甚だ疑問に思われますね。

★関連ページ;女子高生のスマホ保有率と一日の利用時間

SNSでフォローワー数を気にしたり、インスタ映えばかりに固執する使い方をしても、毎日が消耗するだけでデメリットが多発します。インスタ疲れやLINEの既読スルー疲れを感じる人は、友達の口コミなど気にせず、思い切ってSNSの使い方を変えてみるべきでは?

 
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